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繋いでいくコト 未来への架け橋となるオークリーフの挑戦

代表取締役 柏葉晴良インタビュー [3/4]

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肥育部門を担う
HAオークリーフファームの設立


   作る人から食べる人へ。生産情報の公開や流通業者と連携することで、消費者の手に渡るまで責任を持てるこの新しい流通の仕組みは、徐々に消費者に受け入れられ、肥育(ひいく)農家の需要が高まっていった。それまでのオークリーフは、素牛(もとうし)農家。つまり誕生した牛を7カ月半育成する。その後は、最終的に肉牛として出荷するための肥育農家へバトンタッチする。「あくまでも、肥育はやらない」ことは、オークリーフにとってひとつの信念のようなものだったけれど、消費者からの要求は大きくなっていく。その声に応えるべく、2004年にそれまでの哺育(素牛)から肥育(肉として出荷するまで)までを一貫して行う、HAオークリーフファームを設立した。
   もちろんスタッフの技術の向上や、新牛舎の設立など、肥育を行う上でクリアしなければならない問題は多々あった。けれど、これからは信頼できる仲間と、信じるものを作っていこう。そして、何より消費者の声に後押しされるように、社員が一丸となって、HAオークリーフファームを引っ張ってきた。





 
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